【ビリギャル】小林さやかさんから考える自己効力感の上げ方[後編]

こんにちは!くずはBASEの坂下です。

ビリギャルこと小林さやかさんの講演まとめ第2弾です✨

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今回は、「自己効力感の上げ方」についてです!

自己効力感とは?

早速ですが、事故効力感??自己肯定感ではなく??

と感じている方もいらっしゃると思います。

説明の中では以下のように説明されていました。

  • 自己効力感=根拠のある自信💪
    • 英語得意だから中国語もできそう
    • あいつにできたんだから俺でもできそう
    • 過去の成功体験
    • 信頼している人からの励まし
  • 自己肯定感=根拠のない自信💪

自己肯定感はポジティブな声掛けをされて育ったかどうかが影響を与えると考えられ、

日本の特徴として自己肯定感は低いとされています。

自己効力感の上げ方

大事なのはここからです💡

自己肯定感を上げるのは難しいが、自己効力感を上げることはだれでもできる!ということです。

例えばですが

さやか

お母さん!今日の単元テスト満点だったんだよー!

お母さん

すごいねー!!さやかちゃん、少し前からコツコツ勉強してたもんね!!

さやか

うん!

お母さん

次の定期テストも同じように頑張れるといいね!

ポイントは

  1. 小さい目標を達成する
  2. 結果より行動や変化を認めてあげる
  3. 信頼している人から褒められる

ですね。

こういった積み重ねが自己効力感を上げていくために必要だそうです。

そして、このサイクルを回していくことが大切です。

また自己効力感の中でも『過去の成功体験』が最も重要と小林さんは言っています。

小林さん

ちっこい『できた!』が次の『できるかもしれない・・・!』につながっていく。

そしてそれを積み上げれば積み上げるほど、自己効力感はどんどん上がっていく。

つい先日の話ですが、うちの入塾1号さんは

入塾前250点台 ⇒ 入塾後1回目320点台 ⇒ 2回目360点台 ⇒ 3回目350点台

と順調に成績を伸ばしています。そんな生徒との授業中の会話ですが

塾長

できてるねー。やっぱ、確実に英語のレベルあがってるなー!

1号さん

やろ!!

塾長

え?調子乗ってるやん(笑)

1号さん

いいやろ、別に(笑)

塾長

いいよ、いいよ!頑張ってる(笑)

普段はどちらかというと勉強に対してはネガティブな子ですが、

まさに成功体験を積み重ねて自己効力感が上がっている状況だと思います。

モチベーションが下がった時は…

勉強でつきものが「やる気がでない」ということ。モチベーションが下がっている状態ですね。

これも自己効力感を上げることで取り戻すことができるようです。

1.言語的説得

誰かに「君ならできるよ」「君にはこんな強みがあるよ」と能力があることを客観的に評価されること。

やる気が出ないときは、やる気を出してくれる人(ほめてくれる人)と話してみるということです。

信頼できる人に「やる気が出ない」ことや「やる気が出ない理由」を話してみるのがよさそうですね。

2.代理経験

ロールモデル的な存在を見て「自分にもできるかも!」という気になること

映画でも、尊敬する人などを見て、「自分もこうなりたい!」と思うことですね。

中学生であれば兄弟や頑張っている友達でもいいかもしれません。

目標とする人に追いつこうとすることでやる気を取り戻していけそうです。

3.情緒的喚起

気分やご機嫌を上げたり、身体的にコンディションを整えること

要するに『気分転換』をするということですね。

「1時間寝てから頑張ろう」「ご褒美におやつ食べてから、また勉強しよう!」「なんかむしゃくしゃするから体動かそう」

などですね。

4.過去の成功体験

似たような分野において、過去に成功体験をもっていること

「できない」「わからない」が続くとモチベーションが下がってしまいます。

そういったときは、タスクのレベルを下げたり、わかるところまで一旦戻ったりして自己効力感を上げていくということです。

その時の状況や、タイプによって使い分けが必要そうですね💡

お子さんが「やる気が出ない」という時は参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたしょうか?

「根拠のある自信をつけていくこと」が目標達成には重要ということです!

そして、もう一つ小林さんが伝えたいとおっしゃっていたことは

小林さん

「失敗をさせない」ことでなく「失敗してもいいからチャレンジさせる」文化を作っていきたい!

ビリギャルとして活動していく中で高校生と話すことも多いそうですが、中には親や学校、塾の先生から

「あなたには無理だから」「あなたが受験で失敗したから」など、『失敗=悪』ととらえがちな発言をされた子と出会うそうです

まさに自己効力感を下げる発言ですね。

成功や失敗よりも努力を認めてあげることが重要で、その積み重ねが将来の成功につながっていきます。

子どもたちの自己効力感を育てるには周りのサポートも不可欠です。

我々大人たちが、まずこういうマインドを持って子どもに接していきたいですね!

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます✨

今回の話に興味を持たれた方は是非、小林さんの本も読んでみてください。

くずはBASEにもございますのでお越しの際には試し読みもできます!